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映画「タリナイ」【レビュー】


ずっとお休みしていたブログを久しぶりに書きます!
私の友達が宣伝を担当しています。

ドキュメンタリー映画のレビューは初めて書きます。
とてもステキな映画なので、良さが伝わるといいなぁ。



 映 画:タリナイ
 監 督:大川史織
 プロデューサ:藤岡みなみ
 製作・配給 :春眠舎
 宣 伝:アーヤ藍
 映画館:渋谷アップリンク(上映延長中)
     横浜シネマリンク(12月1日から)
      ※最新情報は公式HPより

タリナイ大1









◾️あらすじ


イントロのあと、
映画は亘理(わたり)町という、宮城県沿岸の町のシーンからはじまる。

ここに住む佐藤勉さん(74歳)のお父さん、佐藤富五郎さんは、
太平洋戦争中にマーシャル諸島ウォッジェ島で亡くなった。
当時マーシャル諸島では、多くの兵士が補給が届かないことによる飢えで亡くなっていた。

富五郎さんが亡くなる前日まで書き続けた日記は、
戦後、長男の勉さんに届けられて今に至る。


日記には、
補給が止まり、
自給自足的生活を強いられ、
仲間が次々と亡くなっていく様子、
不平を言う兵士が罰せられる様子、
自らが徐々に弱っていく様子が、
克明に記されている。


勉さんは過去にも慰霊ツアーでウォッジェ島を訪れたことはあるものの、
数十分というごく短い滞在時間しか得られなかった。




遠く離れた家族を思って、
父富五郎さんが必死に書き残してくれた日記。


日記に綴られた、父の生活を辿ってみたい。
記されている勤務地のひとつひとつや最期の場所を、
きちんとこの足で訪れて、手を合わせたい。

「お父さんが、こんなにはっきりと書き残してくれているのに・・・」



様々な縁を得て、
ウォッジェ島での一週間の滞在が実現することになった。
マーシャル諸島在住経験のある日本人も同行してくれる。


日記を頼りに、父富五郎さんの暮らしと最期を辿る旅が始まる。





◾️感想

①タイムスリップのしかた

 過去の映像というものは、セピア色で表現されることが多いです。
 時が経つことを「色褪せる」と表現することもあります。


 この映画で何より印象的だったのは、

  眩しいほどに青く輝く空と海!!
  そして現地の人の元気な歌!!




タリナイー海
あと勉さんの、74歳とは思えないバイタリティ。
ずっと半袖!!あとそのサンダル絶対歩きにくいでしょ!!



 富五郎さんの日記に綴られた凄惨な当時の様子、
 現地に残された大砲や倉庫などの戦争遺跡
 現地の人が語る戦争の記憶、

 映画の中には、
 きっと映画でしか伝わらない「過去」がとらえられています。

 と同時に、


 色鮮やかな風景
 ウクレレの響き、
 軽やかな歌声

 きっと映画でしか伝わらない「変わらないもの」がとらえられています。


 「変わらないもの」を辿って、
 『当時もきっと、この歌や風景はおなじだったのかな』

 と思いながら「過去」を想像する。
 そんなタイムスリップを体験しました。
 

②折り重なる物語

ここでは、 上映後のトークショーや、
姉妹書籍である「マーシャル、父の戦場」
を基にした製作経緯などに触れます。
鑑賞前に知りたくない方は、スキップしてください。



 この映画は、
 勉さんの物語であり、
 富五郎さんの物語であり、
 マーシャル諸島と日本の物語である、
 
 と同時に、
 大川監督の物語でもあるんです。
 


 というのも、

 戦争遺族である勉さんが、お父さんの亡くなった地を訪れるという本作品。
 私は、映画製作側の「企画」なのかな?
 と思いながら観ていたんです。


 でも、
 違うんです。

 大川監督は、
 勉さんと会う前から、
 マーシャル諸島の日本の関係を表現する映画を撮るために、
 現地に就職をしてまで映像を撮り溜めていたそうです。

 そこに、
 いろんな縁で勉さんと出会い、

 さらに、
 勉さんがウォッジェ島に慰霊の旅に行くという話を聞いて、

 ”大川監督が飛び込んだ”
 ことで、この映画が生まれたんです。


 それまでに撮り溜めた映像を、全部お蔵入りにして!!
 そこにもドラマあるんすか!

 私はこれを聞いて、いま、
 「もう一回観なきゃ!!」モード全開です。

 

 12月には横浜シネマリンでの上映が決まっているそうなので、
 本読んでから、もう一回観ます!



③複合コンテンツとして

  この映画には、「姉妹書籍」なる本があります。
  大川監督と、今回の勉さんの旅に関わった様々な人が寄稿している本。

  「マーシャル、父の戦場」

  
  目次だけで良書感が溢れ出ています。
  読むのが楽しみすぎて、ひとつ感想を言わせていただきたい。

  装丁とかタイトルとか、
  明確に「複合コンテンツ」として打ち出してくれたら、もっとワクワクするのに・・・!!
  せめて表紙か、あるいはせめて帯だけでも「タリナイ」の言葉があったら良いのに・・・。


  はい。
  きっといろんな事情があるんだと思います。
  関係者も、映画に描かれている以上にたくさんいらっしゃる。

  でも私は、
  いろんなものを「合わせて楽しむ時代」がとっくに訪れていると思います。


  関係各位が少しずつ、そういう世の中のトレンドを気にして、
  歩み寄ることで、
  大切なものをよりたくさんの人に届けるコンテンツが、
  生まれるんじゃないかなぁ。




④構成(おまけ的な感想)

  映画の冒頭で、
  富五郎さんの死が攻撃によるものではなく、
  食料が足りなく、飢えによるものだったと語られます。

  この経緯と、
  映画の最後に示されるマーシャル語「タリナイ」の対訳とか、

  冒頭の勉さんの家の壁にかかっている飾りの正体、とか。
  
  個人的に、
  映画としての、ピシっとした構成も好きでした。  




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| レビュー | 13:51 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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【五島など一人旅】⑤長崎の港


2017年 ゴールデンウィーク
日田→久留米→長崎→五島(福江島、久賀島)→博多 の九州放浪の旅をしました。

メインは五島。福江島に5泊。
はじめての離島旅。

島の自然や文化に加えて、
いろんな偶然、いろんなご縁に恵まれて、
今回も忘れられない旅になりました。





■長崎1日目



特急かもめに乗ってやって来たるは長崎。
特急を降りた瞬間に、心がザワッとしました。



 海のにおいだ!!




ワクワクしながら駅を出て、
ソワソワしながら宿にチェックインして、
バタバタと港に向かう私。



 探し 探し求めて〜♪
 ひとり ひとりさまよえば〜♪
 行けど切〜ない 石畳♪
 嗚呼 長崎は〜 今日は〜♪








晴れ〜〜だぁったぁ〜〜♪



P4293760.jpg





クレーン台船だーーー!!




P4293765.jpg





豪華客船だーーーー!!



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なんなんだこの開放感はーー!!





P4293766.jpg





すごいぞ港!

すごいぞ長崎!

すごいぞ晴れ!





港と言ってもいろいろありますが、
長崎の港がなぜこんなに美しいかと考えてみると、


背景なんですね。



深い入り江の一番奥まったエリアに、
ぐる〜〜っと港湾施設が作られていて、
こちらは客船、あちらは公園、むこうは重工業。

その背景に必ず山があって、
さらに奥には橋が架かっている。



人の営みをぐるっと見渡しているような、
そんなイキイキとした雰囲気が、
天気のせいもあってか、


この日の長崎港には充満していました。



この日の宿は、

CASA NODA




テラスから通りが見渡せる素敵な宿でした。
テラスでアメリカ人4人組とおしゃべりしました。

ドラゴンボールとワンピースはもはや
ワールドスタンダードですね。


「魔貫光殺砲ってどういう意味?」


って聞かれましたが、
なんて答えたか覚えてません。


「ビームだよ」


みたいな適当な回答をしたような・・・。



P4293780.jpg



夜にも港に行ってみました。


綺麗だったなぁ〜。



次回は、長崎を散策します。












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| 五島など一人旅 | 21:45 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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【五島など一人旅】④久留米の筑後川

2017年 ゴールデンウィーク
日田→久留米→長崎→五島(福江島、久賀島)→博多 の九州放浪の旅をしました。

メインは五島。福江島に5泊。
はじめての離島旅。

島の自然や文化に加えて、
いろんな偶然、いろんなご縁に恵まれて、
今回も忘れられない旅になりました。





■久留米



放浪の旅 初日。

日田の温泉旅館で一泊して、

再びJR九州は久大線にお世話になって、西を目指します。




この日は、
長崎まで移動する予定ですが、


ちょっと余裕があったので、


久留米に寄りました。



IMG_6543.jpg





久留米のコテコテのラーメンを食そうと思ったのですが・・・。


行った時間が悪かったのか、
連休だったせいか、お休みのお店ばっかりで・・・。



JRから西鉄の駅までクネクネと1時間くらい歩いて、
ようやく見つけたお店に入って、
私はあることに気づきました・・・。





福岡のラーメンより、福岡のうどんの方が好きだ。






前から薄々気づいていたんです。

こってりしたラーメンは好きなんですけど、
なぜだか、
福岡のとんこつはピンとこないというか、
こってりしたラーメンなら横浜の家系とか言われるやつの方が好き。



一方で、



福岡のうどんはめちゃめちゃうまい。




この話は、

この旅の最終日につながりますので、

ここでは”気づき”まで。






その後、

水天宮にお参りして、


筑後川のほとりをぶらぶらしました。




IMG_6540.jpg





水天宮の切り株。

見えにくいですが、幹から葉っぱが生えています。


久留米の水天宮は日本中の水天宮の総本宮。

命の神様のお膝元という感じがして、清々しい気持ちになりました。




お宮の写真とか、撮りたくないタイプで、これしかありません。





あとは筑後川。

P4293740.jpg

筑後川です。



P4293735.jpg

筑後川は、
前回の記事で紹介した三隈川の下流域の名称です。


つまりは、
この川を水の流れに沿って下ってきたわけです。






P4293743.jpg


この日は本当に、天気が良かったなぁ!





IMG_6551.jpg

日向ぼっこを終えて、
久留米駅から「かもめ号」に乗りました。

かっこいい。

JR九州、かっこいいぞ。




IMG_6547.jpg



田園風景を抜けて、長崎を目指します。
かもめに乗って。




| 五島など一人旅 | 21:29 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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さよなら / 福原希己江


またもや旅ブログをサボって別の記事を書きます。


Youtubeで知った、素敵な歌手、
福原希己江さん。

なんと、
昨年新しいアルバムが出ていたことを知りました。


そのアルバムの中のとっても素敵な歌の歌詞を、
勝手に書き起こします。


どうにも探しても出てこなかったので。







さよなら / 福原希己江


別れの朝に見た空は
青くてきれいね
あなたと過ごした日は
なぜか寂しくて悲しい気持ちになる

あてもなく飛ぶ鳥のような
私にあなたは手を差し伸べて
温めてくれたのに

さよなら


あなたがくれた言葉
あの日の空と同じ朝に思い出すの
消えゆく言葉を抱いたあなたは
どれだけ私を信じていたの

あてもなく飛ぶ鳥のような私が欲しかったのは
ともに飛べる鳥だっただけなの

さよなら



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー





歌詞もさることながら、
親指の優しさに癒されます。




| おすすめ紹介 | 21:26 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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歌詞和訳【Building A Castle - BONNIE PINK】

本当は旅のブログを
書き進めないといけないな~ と言うか
書き進めたいな~ と言う気持ちがあるのですが


どう言うわけか
なんだか余裕がなくて筆が進まず。
性懲りもなく、歌詞を和訳しまする。


この曲の、
言葉に触れて言葉にならない気持ちになる感じ
昔から大好きなのですが、
なぜか、あえて和訳しようと思わなかったと言うか

なんせ英詞の完成度が高いような、
すごく格調の高いものを感じて、
恐れ多くてできなかったのですが、

この感じ、
誰かと共有したくて、和訳します。


動画がなかったので、ご存知ない方は、紹介できずすみません。

「Just a Girl」
と言うアルバムに入っています。
もう、本当にオススメです。心から。


==========================
Building A Castle



No matter how much I cry
It won't stop
No matter how hard I grind my teeth in my frustration
どれだけ泣いても
どれだけ絶望を噛みしめても
抜け出せない

No matter how loud I scream
It won't be heard
It just blows out silently
どれだけ激しく叫んでも
誰にも届かず
ただ静かに風に消えてゆく

What do I get from building a Castle?
What do I get from building a Castle?
..this lone castle
この壁を築いて
私は何を守るのか
この孤独な壁で


I take a bath to ease my tensity in the end
I make a cup of jasmine tea by myself to calm me down
湯に浸かり心をほどいて
ジャスミンティで心を静める

I wonder if money can help me to sleep better one day
after the prize, fame and all that jazz
お金があったら
地位や名誉を手に入れたら
いつか安らかに眠れるだろうか
あるいは一曲のジャズが
私をいざなってはくれないだろうか


What do I get from building a Castle?
What do I get from building a Castle?
..this lone castle
この壁を築いて
私は何を守るのか
この孤独な壁で


They tell me to hurt myself deeper and deeper
They don't know what it's like to stay away from insanity
They tell me to go as far as I can
己を深く追い込めと
果てるまで走り続けろと人は言う
あなたは知らない
心に狂気が居ることを


So I sing to be understand
'til they listen to me
だからあなたに届くまで
私は歌い続ける

So I sing to be understand
'til they listen to me
だからあなたに届くまで
私は歌い続ける

So I sing to be understand
'til they listen to me
あなたに届くまで
私は歌い続ける

So I sing to be understand
'til they listen to me
私に気づいて。

==========================


結構意訳しました。

人称とか、難しかったです。
気に入らない方もいらっしゃると思います。



「They don't know what it's like to stay away from insanity」
の部分が最後までわからなかったのですが、最後にピンと来ました。

They don't know what it's like to @@@
ということは、
「誰も@@@したことがない」
的なニュアンスだと思われます。
違うかな?



「Castle」
という単語は、辞書的には「城」だと思いますが、
西洋的なお城の、外壁で囲んで外からの侵入を防ぐニュアンスがあるので、
今回は「壁」と訳しました。


すごく、壮大なテーマにも聞こえますが、
私はどちらかというと、
ごくありふれた日常の中にある”エッセンス”を、
じわ~っと抽出して精錬したような、
透き通っていて強烈な雰囲気を感じます。



だからこの曲、
ウィスキーに合うんですよね。
この間飲んだタリスカー、こんな感じだったなぁ。



| 歌詞和訳 | 02:22 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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